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ジョージアからサンフランシスコに飛び、郊外で4日間仕事をした後、帰国前の1日はひとりでサンフランシスコ観光へ。元来観光名所には全く以って興味がないというのに、ジョージアにいる時から色んな人にコテコテの観光名所を勧められ、「興味がなくても行きなさい!」とまで言われたけれど、そんなものは当然の如く全て跳ねのけて、元々日本の友達から大推薦されていたミッション地区へ。ここ何年かで再開発され、今やオシャレな街として地元の人たちの間で人気となっている。観光客など見当たらないこの地区で、カリフォルニアの太陽と清々しい風の下で伸び伸びと過ごせ、大満足!地元の人たちの生活を垣間見るのが、自分にとっての旅の醍醐味なのだ。
ホテルがあるフィッシャーマンズワーフからミッションまで、路面を走る電車で行ったのだが、小銭がなく車内で崩そうと思ったら、両替は出来ないとのこと。終点で降りるので、その時運転手に話して両替してもらおうと思ったら、なんとタダにしてくれた。「すみません・・・いいんですか?!」と恐縮したら、「いいんだよ、これがサンフランシスコさ!」と陽気な答え!!あわや無賃乗車で警察に連れて行かれるところまで想像したが、なんだかほっこり。
まずは並んでまでも入りたい大人気店「タルティーヌ・ベーカリー」で遅めの朝食を。
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写真では見えづらいが、店の前に既に並んでいるのが見える |
混み合う店内 |
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どれもこれも美味しそうに見える |
注文した椎茸のタルティーヌ、美味!! |
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オーガニック食品を扱うバイライト・マーケット |
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南国風情・・・いいなぁ。 |
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本屋の壁に本の絵 |
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お次は、友人オススメのコーヒーショップ2軒目リチュアル・コーヒー |
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洒落た店内 |
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散歩していると、次から次へと面白い壁画に出合う。 |
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鯉が地面から壁へと・・・!面白い!! |
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お次はまたしても、友人オススメのコーヒーショップ3軒目!フォーバレル・コーヒー。これまた大人気で全く席が空かず、30分近く立って待っていた。もう永遠に空かないのではないかと思い始めた時、いきなりバタバタと空き出した。なんだぁぁぁぁ〜〜〜!! |
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コーヒー飲み過ぎて腹の中はタポタポ。本当はミッション地区で夕飯も食べようと思っていたのだが、予定を変更して他の場所へ移動することに。ケーブルカーに乗るためにまずは中心地のユニオンスクエアまで移動。 |
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ところが、ケーブルカーは待てど暮らせどやって来ないので、あきらめてノースビーチ(イタリア街)まで歩くことに。とにかく坂が多い! |
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ノースビーチにある公園 |
これまたユニークだ |
ノースビーチにある本屋に立ち寄り、英語の勉強の為にも小説を2冊購入。1冊は「I am a Japanese Writer」というおかしな小説と、もう1冊は三島由紀夫の「春の雪」の英語版。父から借りて読もうとしたのだが、文体が苦手で数ページで挫折したので、英語版なら読み易いかもという安易な動機。夕暮れ時になっていたので、坂をせっせせっせと登り、高台へ。 |
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適当に歩いてレストランに入ろうとしたのだが、入りたい店が見つからず。地元の人たちで混んでる店に入ろうとしたら予約なしのため入れず。やっぱり人気店は予約が必要か。結局、歩いて歩いて、フィッシャーマンズワーフまで来てしまった。観光客向けのレストランしかないのだが、仕方ないので適当に入り、ムール貝を注文。料理を待っている間、僕の席に4人客を座らせたいから席を移動してほしいと言われ移動したら、サービスでエビのフライを持ってきてくれたのだが、そのフライもムール貝もパンも、マズすぎて食べられたもんじゃなかった・・・。
翌朝、空港に行く前に再びフィッシャーマンズワーフへ。高校2年の夏休み1か月間、語学研修でクラスメイトの皆でコロラドに3週間滞在した後、シアトル→ヴィクトリア(カナダ)と移動し、最終観光地がこのサンフランシスコだった。帰国当日、睡眠2時間でボーッとしながら友人たちと早朝に食べたクラムチャウダーは、とっても美味しい記憶だったけど、今回食べたらすこぶるマズかった。店が悪いのか、舌が変わったのか、記憶が美化されてるのか?! |
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高校の時、ここに座ってクラムチャウダーを食べた |
マズイ・・・ |
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実はサンフランシスコは21年ぶりである。当時、アメリカの中で一番好きな街だと思っていたが、あれから21年も経って果たして何がそんなに良かったのか思い出せずにいた。今回サンフランシスコの街を歩き回り、やっぱりここは特別だと思った。アメリカの中で好きな街、というより世界的に見ても良い街だと思う。特に僕が日中過ごしたミッション地区は、清々しい風が吹いていて、風通しのいいところだ。ヨーロッパっぽくもあり、古くて新しくて洗練されて、そして坂がまたいい風情を醸し出している。また来たいと思わせる街だ。 |