7月22日(木) ストックホルム到着

豪華客船で一夜を過ごし、朝9時半にストックホルムに到着した。タクシーでホテルへと直行する。ストックホルムは思い出深い街で、5年前に来た時、スウェーデン人の友人と共に楽しい時間を過ごした。都会でありながら、ゆるやかな時間の流れ、洗練された街並みとセンス、そして人々の温かさ。その空気に一度触れただけで病みつきだ!今回、その友人はあいにく旅行中で会うことは出来なかったが、美味しいレストランなどを事前に教えてもらっていた。今回予約したホテル・リヴァルは、偶然にもその友人が住んでいる地域だった。元ABBAのメンバーが建てたホテルで、デザインホテルとして注目されている。実際、かなりおしゃれで大感激!

 
ホテル入口のロビー
 
 
廊下の絨毯もおしゃれ。思わず目を見張ってしまう。
 
快適な寝室。ソニー製のフラットテレビやDVDプレイヤーも完備されている。
 
北欧らしく木の温もりがあたたかい。
 
バスルームもなかなか快適。


日本食レストラン「おなか」

昼食は、市内で日本食レストランへ。北欧でも日本食の人気は高く、昼間は地元のビジネスマンやOLの人達が日本食のランチを食べに来ていた。このレストランには、スウェーデン人と日本人のハーフの女性がアルバイトとして働いており、日本育ちということで、見た目はスウェーデン人寄りでも「ココロは日本人!」と完璧な日本語で話していた。日本の話や、ストックホルムでの話を少し聞かせてもらい、ほんわかな昼のひとときだった。ちなみに、僕達は定食を食べたのだが、味はなかなかだった。


ストックホルム市内観光


午後は、バスに乗って市内観光。“北欧のベニス”とも呼ばれる、水の都・ストックホルムの見所を回った。天気もよく、清々しい空気の中、街がいっそう輝いて見えた。またこの街に戻って来られて嬉しい!

ヒョートリエット(市場)


友人の友人と遭遇!

夕食は、ストックホルム在住のスウェーデン人の友人に教えてもらった小さなレストラン“Sardin”に行く。ここはホテルと同じく、セーデルマルムという庶民的な地区にある。タクシーで移動したのだが、その時の運転手は数年前に、日本の首相を乗せたことがあるという。凄い警備体制で緊張したとか。とにかくベラベラと話をしてくる話好きの運転手だった。しかしこの人のみならず、ストックホルムのタクシー運転手は話し好きの人が多く、目的地に着いても話が終わらず、車に乗ったまま話し続けたことも!僕、聞き上手?!

レストランには地元の人達しかおらず、よってレストランも全くの地元人向け。観光客向けだと英語のメニューを置いてるところがほとんどだが、ここは英語のメニューも置いていないので、働いているお姉さんに全部英語で説明してもらった。前屈みで、顔を横にしながら、見つめてくるのでドッキドキ!! 料理は特に北欧風というわけではないのだが(僕はステーキを食べた)、とっても美味しくて、母や伯母達は「これまでの(北欧旅行中)で、一番美味しい!」と喜んでいた。親切なお姉さんに、思い切って、僕の友人のことを話しみた。「実は、ストックホルムに住んでる友人の紹介でここに来たんです」と、名前を出したら、偶然にも知っていて、僕は大興奮!まさか友人の友人に会えるなんて。早速、記念写真をパチリ。感激のひとときであった。

 
レストラン“Sardin” 地元の人達で賑わう。
 
友人の友人と遭遇! 今回、4人で撮った写真があまりない。しかもこれは少しブレている。
 
“Sardin”のある通り。住宅街のようだ。
 
“Sardin”の向い側は公園。 公衆便所


白夜のストックホルム

夕食後、ホテルに戻ってからは、疲れているオバサマ達を置いて、僕は8時半頃からひとりで街を散策。5年前の懐かしい気分に浸っていた。洗練されたこの都会の街を歩きながら、とにかくひとりで興奮していた。そして、当時、友人に連れて行ってもらったバーに、今度はひとりで行ってみた。相変わらず、雰囲気が良くて、ひとりで2時間も居座った。しきりに「ストックホルムに住みたい!」と思っていた。


バー“WC” 椅子が便座のように丸く空いている。
 
 


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