魅惑のダイビング


2010年3月6日(土) @
沖縄に来たら、なんといってもスキューバ・ダイビング!これを外したらいけません。これぞ中毒性の極み!思えば、最初にダイビングを体験したのは5年前のサイパン。体験ダイビングを2本(1本あたり約40分)経験し、もう虜。ライセンスとりたい!と吠えながら帰国しつつ、次にダイビングをしたのはそれから3年後。前回の沖縄旅行の時である。阿嘉島の美しい海で、これまた体験ダイビングを2本。そして今回である。これまた体験ダイビング2本。もういい加減体験ダイビングは卒業したい!と思いつつ、体験ダイビング。今回は恩納村にある真栄田岬にて。2本のうち1本は、「青の洞窟」だ!イタリアにある青の洞窟には行ったことあるが、沖縄にも存在するとは知らなかった。しかも、ダイビングで行けるとは!しかし、イタリア同様、天候によっては行けない。もう天気だけはどうにもならないので、祈るばかりである。前日の天気予報では曇りだったが、見事に晴天!朝6時半に起きた甲斐がありました!そして今回は、インストラクターさんによる水中写真撮影付き!なんと100枚近くも撮って下さっておりました。今見てもうっとりする青の世界。

この写真を見てビックリ。これは僕なのだが、ゴーグルをして目が吊りあがっているため、まるで別人のよう。これが、2歳上の従兄にそっくりなのだ!血を感じた。

<魚に餌付け>
パンひとかけらで魚に餌付けをした。まぁ、お決まりなのだが。魚がたくさん寄ってくるのでね。ダイビング大好き!と大騒ぎしている僕であるにも関わらず、実は、魚をはじめとする海の生物に触れることには全く興味なし。コワイとすら感じる。珍しい生物がいた場合、インストラクターがそれに触れるように促してくるのだが、大抵拒否する僕。餌付けにしても内心ハラハラ。指に魚の口が触れる感触がイヤなのだ。でもそれをインストラクターに伝えるのを忘れていたので、渋々餌付け。途中までは、楽しもうと思ってやっていたのだが、突然デッカイ魚がやってきて、パクッ!とパンのほんの一部を食べただけなのに、あまりにビックリした僕はパンを全部手放してしまった!じゃあなんでダイビングが好きなの?ってコトになるのだが、理由はいろいろとございまして。まるで魚と同化したような気持ちになれることの喜び、っつーのもある。矛盾しているようだけれど。違う世界にいる感覚。ほんでもって、僕は元々海育ちで、更には水泳部でもあったので、水の中にいるのが好きなのだ。ダイビング中、海の生物に触れること以外でコワイことは何もないが、マックスは、毎回「死ぬかも〜!」という恐怖心と闘っているそうだ。息も出来るし、インストラクターもついていて、何がコワイの?と僕なんかは思ってしまうのだが、ダイビングが好きなのに魚はコワイと思っている自分の方が、よっぽど不思議かも知れない。


<不思議な世界>
小さな魚たちが群れになって、まるで大きな魚が1匹であるかのように移動している。子供の頃に読んだ「スイミー」のようだ。

もうすぐ1本目のダイビングも終わり… 切ない瞬間

<神秘!青の洞窟>
約40分間のダイビングを1本終えると、意外にグッタリである。重いタンクを背負い、一旦駐車場まで戻る。しばしの休憩だ。ここで気さくなインストラクターとの会話も楽しいものだ。人見知りの僕は、意外にも、ダイビングショップのインストラクターにはさほど人見知りしない。知りたいことがイロイロとあるわけですねぇ〜。僕は初めてダイビングをやった時からずっと、ライセンスをとりたいと思い続けているので、おのずとライセンスの話になる。体験ダイビングでは水深12メートルまでしか潜れないし、出来ることも限られる。でもライセンスをとれば、それは永久に有効だし、もっともっと楽しい世界が広がるのだ。次こそは絶対にとるぞ!!と決心。

さぁ、2本目はついに青の洞窟だ!洞窟まではいつものように、普通のコースを泳いでいく。青の洞窟近くに来ると、薄暗い洞窟に入って行った。結構恐い。海の中の「暗」は陸の比ではない。でもインストラクターが一緒だから安心。そんなことを思っていると、次の瞬間には、目の前に広がる神秘の青の世界!なぜにこのような現象が起こるかというと、洞窟の入り口から光が射し込み、それが透明度の高い海水の底に反射し、洞窟内が神秘的な青の世界に染まるのだ。

肉眼で見る美しさを写真では再現出来ない。ちなみに人気スポットの為、水面にはシュノーケルをやっている人たちが沢山いるので、足が見える。


海の中の40分間はまるで10分くらいの短さ!ついに現実にの世界へ…

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Part 1 沖縄本島・南部を巡る
Part 2 魅惑のダイビング
Part 3 沖縄本島・北部を巡る
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