秋の京都・紅葉狩りの2日目。東京の友人2人はホテルに、僕は京都の友人宅に泊まっているので、まずは朝8時過ぎに嵯峨で待ち合わせ、トロッコ列車に乗る。嵯峨野から亀岡まで川沿いを約30分、紅葉を見ながらの乗車である。この時期は大人気で、前売り券が取れなかった程だ。屋根なしの当日券を無事購入出来て良かった。帰りは、保津川下りだ。これは1時間半かけて景色を見ながら帰るのだが、朝早かった為、僕はところどころウトウト。ゆっくりと進む中、写真を撮ったりしながらのんびりと秋の京都を満喫。

嵐山に着いてからは、渡月橋や竹林のあたりをぶらぶら歩く。昼食は湯豆腐だ。おやつに「抹茶＆ほうじ茶ソフトクリーム」を買って食べる。

その後はバスで大移動して、哲学の道を歩く。5年前にも一度、紅葉の時期に散策したのだが、その時の感激を2人にも味わってもらいたい！ということで、再度行ってみたのだが、当時程の感激がない（ちなみにトロッコ列車も5年前に経験済み）。それもそのはず、台風の影響なのか、枯れてる部分が結構あるのだ。とはいえ、その雰囲気、風情とマッチする風景はやはり美しい。京都ならではである。銀閣寺まで歩いたのだが、3人とも行ったことがあるということで、今回は中に入らず。

そうこうしているうちに夕方になる。今夜はライトアップを見ようと決めていたので、いくつか候補があったうちのひとつ「何有荘」に行くことにする。聞いたことのない名前だなぁ・・・と思っていたら、“100年ぶりの初公開”と銘打たれていた。ライトアップされて幻想的な紅葉を何とか写真に残したいと、夜景モードで撮影。これがなかなか大変なのだ。夜景モードで撮影する場合、ブレてしまうので、脚立が必要なのだが、そんなものは持参していない。なんとか手を震えさせずに撮らなければならない。奮闘して、なかなか綺麗な写真が撮れた。

夕食は祇園に移動し、「祇園　やまと」にて、引き上げ湯葉御膳を食べる。2,625円で食べられるお手軽な京料理である。値段の割になかなか美味しかった。

早いもので、友人らは明日帰京だ。僕の京都滞在も残り少ない。現実世界に戻る前に、しっかり「京都」を満喫したいものだ。


11月26日（金）の日記へ