2006年11月4日(土)

朝10時半の新幹線で品川を発ち、11時22分に静岡県三島着。そこから11時40分発の伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換え、12時13分に修善寺駅着。

駅近くの蕎麦屋に入る。蕎麦が出て来たら写真を撮っておこうと、カメラを用意しておいたにも関わらず、そんなことなどすっかり忘れ、全部綺麗に食べ終わってから思い出すアホな僕。

・・・てなわけで。


失礼致しました・・・。蕎麦は勿論のこと、わさび、美味しかったです。

食事の後はバスに乗って、「修善寺 虹の郷」というレジャー施設へ。広大な森の中にイギリス村、カナダ村、日本庭園があり、そして数々の花を楽しめる。特に何かを期待していたわけではない。子供連れがほとんどで賑わっていた。意外とショボく感じてしまう。でも、写真で観ると結構綺麗なんですねぇ〜。


〜カナダ村〜

〜日本庭園〜

〜イギリス村〜

夕方、バスで修善寺駅まで戻り、1時間バスに揺られて下田へ。5時半頃に宿泊先最寄りのバス停に降り立ったのだが、辺りは真っ暗。しかも山の側。正直言って、怖いの一言。車の往来だけが心の救い。どこへどうやって歩いて行けば宿に辿り着くのか、さっぱり分からず、怯えながら電話をする。100メートル程真っ直ぐ歩いて右手にあると教えられ、クマに襲われないことを祈りつつ、震えながら歩く。そうして宿に辿り着いた時の安堵感と言ったら!「バスで来られたんですか?ああ、だったら怖かったでしょう!」と言われた・・・。


宿は「満天の星と海 瑠璃花」。外観を見て、料金の割に安っぽい印象を受ける。宿の人はとっても気さく。全室に露天風呂が付いているのだが、部屋に案内されて目に入ったベランダの向こうに露天風呂があるのかと思い、早速ドアを開けるも、ない。「あれ?!」 試しに押し入れと思われるドアを開ける。やはりそこは押し入れだ。絶妙なタイミングで宿の人に、僕が押し入れの戸を開けたのを見られ、
「(露天風呂は)そこにあると思いました〜?」
と、笑いながら言われる。わっはっは!笑うしかない。「全室露天風呂付きですよね?」との僕の問いに、宿のおばさんは微笑みながら、「こちらですヨ」と案内してくれた。部屋の外にあったのだ!廊下だと思っていた「部屋の前」は、実はそこも部屋の一部だったのだ。


          すぐ右手が寝室、白い扉の向こうが露天風呂
部屋に付いている露天風呂。もう真っ暗だが、夕暮れ時は最高に綺麗らしい。向こうは海。

早速、部屋の露天風呂につかり、その後は夕食。この宿は、和風アジアン・テイストを売りにしているので、館内にもアジア風リゾートっぽい音楽が流れている。(あ、そういえば、ロビーなどの写真を撮るのを忘れていた!) 食事も和風アジアン風。・・・やはり、料金の割にイマイチ。



部屋に付いている露天風呂の他にも、貸切露天風呂がある。一部屋につき40分割り当てられている。こちらもなかなか!


今回、「じゃらん」を通じて予約したので、特典が付いているはずなのに、それが提供される気配が全くない。フロントに行って「特典はないのでしょうか?」と聞きに行こうとしたが、どんな特典だったかさっぱり覚えておらず、しかもまぁいいや、という気分になっていたので、特典は諦めて(珍しい!)、部屋に戻ったら、なんとロゼのスパークリング・ワインと小さな洋菓子が用意されていた!料金の割に(しつこい?!)、建物自体もサービスもイマイチでないかい?と思ったものの、まぁ、部屋自体は広いし、露店風呂も付いているし、結構贅沢なのかも知れません・・・。

館内の廊下の一角

伊豆・2日目へ