2004年7月19日(月) 古都ポルヴォー

朝5時に起き、コペンハーゲン空港へ。約1時間半のフライト、25分遅れでフィンランドに到着。エアポート・タクシーでヘルシンキのホテルへ直行。ホテル・マルスキは市内中心部に位置し、とても便利なところにある。部屋はフィンランドらしく、緑色が多く使われ、清潔で広く、快適だった。荷物を置いて、すぐにホテルを出発。ヘルシンキ近郊の古都ポルヴォーへの半日ツアーに参加する為に、エスプラナーディ公園へと向かう。


エスプラナーディ公園

陽気なガイド付きで、バスでポルヴォーへと向かう中、僕はウトウト居眠り。ハッと気がつくと、窓から見えた景色はこの町のみどころのひとつである、川に沿って並ぶ木造家屋だった。感激!町に着いてからは、詩人ルーネベリの家、大聖堂を見学し、その後は自由行動。と言っても、とっても小さな町なので、ほんの数分で中心街は回れる程だ。でも小さいながらにも、可愛らしく、なんとなく懐かしい雰囲気のあるところだった。

 
詩人ルーネベリの家
 
大聖堂 向う側には川が流れている。
 
小さいながらも中心街


ヘルシンキでの夕食

ヘルシンキに戻ってからは、少し買い物をした後、夕食。この時もまた、行きたかったレストランは閉まっていて愕然!ことごとく全滅状態。第2の候補だったレストラン“Via”は無事に開いていたので一安心。とっても感じのいいレストランで、ウェイトレスのお姉さん達も皆親切だった。地元の人達に人気があるらしく、観光客は見かけなかった。


レストラン“Via”


おしゃれなバー

夕食後は、近くのホテルのバーへ。偶然に見つけたわけではなく、元々行きたいと思っていたところだ。“Atelier Bar”といって、市内を一望出来る・・・はずなのだが、あいにく店内工事中の為、美しい景色を眺めることは出来なかった。しかし、フィンランドを代表する建築家アールトがデザインした超有名な花瓶(湖をイメージしている)にカクテルを入れて出してくれることを知っていたので、迷わずそれを注文。美しい花瓶に、美しい色のカクテルが入って出てきた。僕はそれだけでも大満足。しかも、その花瓶は持ち帰り出来るのだ!帰り際、店の人は洗って箱に入れてくれた。


カクテル“アールト”


白夜の夏

北欧の夏は白夜。デンマークでは夜10時くらいまで日が沈まなかったが、ここヘルシンキは1時間の時差がある為、夜11時まで明るかった。夜遅くになっても明るいというのは、我々日本人にとっては不思議な感じ。地元の人達も、目一杯、太陽の光を浴びるかのように、いきいきと、夏の日を楽しんでいるように見えた。

 
ホテルのまん前には、スウェーデン劇場が建っている。 夜遅くまで人が歩いている。
 


フィンランド Part 2へ