2005年6月29日(水)  

<ガイドさん・・・>
7時半起床。最終日にしてやっと予定通りに起きることが出来た。8時15分からバスに乗って半日観光ツアーに参加。たまにはこういうのも楽でいいかも知れない。何よりも、ガイド付きだ・・・ところが、ガイドのオバハン、日本人なのだが、日本語が妙に訛っているし、しかも声が小さく通らないのでマイクを使っていても、まるで聞き取り辛い。全神経を集中させて聞いていてもさっぱり分からないので、聞くのを諦めた途端、眠気が襲ってきた。それはいつものことである。

昨日天皇陛下が訪れたという、悲しみの観光名所バンザイ・クリフやら、その周辺(戦争の跡が見られる)を見た後、バスは丘の上へ。うわぁ〜・・・美しいっ! なんという海のコントラストだろう。こんな景色は初めて見た。さすがに他のお客さんたちも興奮して、口々に「キレイ!」と言い合っていた。何を言っているのか分からないガイドさん、僕がバスを下りる直前に「あちら側に登って見下ろすと更にキレイよ」と言っているのが聞こえ、初めて役に立つ説明を得られた。その後、昨日泳いだ日航ホテルのそばにあるパウパウビーチへ。やはりキレイだ。

 
バンザイ・クリフ
 
日本軍の戦車
 
丘の上から見下ろす海のコントラストが素晴らしい! 
 
昨日泳いだパウパウ・ビーチ
 

パウパウ・ビーチ近くの素朴な道


<最後の最後まで>
いいんだか悪いんだか分からない半日観光ツアーを終え、ガラパンに戻ってきたのは11時半。暑いッ! そして昼間からマッサージの呼び込みウルサイ! 中華料理店の店員もいちいちウルサイ! 僕たちは第一ホテルで鉄板焼を食べた。Aは更にラーメンを注文していた。凄まじい食欲・・・。

早々とホテルに戻り、2時20分に空港行きバスのお迎え。5分程で空港に着くと、長蛇の列。僕は荷物を預けないのでさっさと手続きを済ませたが、預ける人たちは気が遠くなるほど並んで待ち続けている。Aも待っている群衆のひとりだ。僕はそばでボケェ〜っと待っているのもナンなので、先に搭乗ゲートまで行くことにした。Aがやって来たのは、出発直前であった。

<結詞>
なんだかんだ言っても、やはり旅行は楽しいものだ。新しい未知の世界を見るのは刺激的だ。あの海の輝き、海の中の神秘を見られただけでも、僕は大満足。何よりもダイビングに大きな関心を持ったことの喜び。サイパン自体に関心はなくとも、サイパンの透明度の高い海でまた潜りたいと思う。この混沌・・・。