プレイバック


2010年3月7日(日)
<“想い出の”海中道路>
前日の天気予報では、この日は雨だった。しかも、傘が役に立たないくらいの、雷を伴う雨。ところが、早朝にちょいと降ったくらいで、それ以降雨は降らなかった。晴天とまではいかず、曇りではあったが、雨が降らないだけありがたかった。この最終日の午前中は、車で行ける離島「伊計島」に行く計画をしていた。行く途中にある「海中道路」がとても綺麗だし、伊計島も独特な雰囲気で好きなところだ。しかし残念ながら、青空とは言えない天候では、全長5kmの海中道路は、そんなに感動的ではない。伊計島のビーチも本当は綺麗なのだが、曇りではねぇ・・・。港から見る風景もちょいとイマイチ。


この伊計島も海中道路も、10年前にも来ているけれど、実は3年前、アルバム『PRISM』の撮影を行った場所でもある。海中道路を降りて撮った写真は、正にそのCDジャケットに使われている!                           これがソレ↓



ここで、海中道路を降りて撮った他の写真をプレイバック!晴れていたらこんな感じです。(2007年5月撮影)


そして伊計島はこんな感じ。(2007年5月撮影)
上記の写真を含めた、2007年5月に撮影された写真は『Web写真集 “高橋功 in 沖縄”』でご覧頂けます。

<大道芸人>
この日は、那覇で沖縄マラソンが行われていた。走る人たちの横を我々の車が走る。伊計島から那覇に戻ったのは昼過ぎ。国際通りの沖縄そば屋で昼食を済ませ、ショッピング。僕は途中、マッサージへ。上半身のオイルマッサージと、ヘッドマッサージを少し、という注文をした。オイルマッサージはイマイチだった。そう思いながら、ハッと気付いた時には終わっていた。あれ?ヘッドマッサージは?これから?「もう終わりましたよ・・・ヘッドマッサージも・・・やりましたけど・・・」どうやら、眠ってしまっていたようだ。もったいない!!

国際通りでは、沖縄ミュージックに合わせたダンスなど、さまざまなパフォーマンスが行われていた。マッサージが終わった頃には、大道芸人のパフォーマンスが始まっていて、人だかりが出来ていた。ファイヤー・パフォーマンスを興味深く拝見。見ている人たちに、地方都市独特の優しさを感じてしまったのは、僕だけだろうか・・・?


<カフェ沖縄式>
夕方になった。もうそろそろ行かなくてはならない。沖縄を離れる時間が近づくと、ソワソワする。沖縄に到着した時もソワソワするが、離れる時は後ろ髪を引かれる思いだ。いつものことだ。カレー好きのマックスに、「カフェ沖縄式」という、とても雰囲気のいいカレー名物のカフェを提案した。3年前の撮影旅行で来た時も、帰る前に立ち寄った店だ。名前を覚えていなかったが、これまた島田紳助さんの本にも紹介されている。

海人(うみんちゅ)カレーはその名の通りシーフード・カレー

あっという間に時間が過ぎてゆく。何ヶ月も前から計画していた沖縄旅行が終わってしまう。今回も、充実したいい旅だった。沖縄本島を一周した。今度また、いつ来られるのだろう?沖縄は夢だ。現実に戻れるだろうか?きっとまた、時間がかかるだろう。24度の沖縄から、4度の東京という現実に帰る。ああ!時間はいつも前に進むだけ!2日前には戻れない。・・・でも、またこうして、1年半前にも、3年前にも、そして10年前にも戻って来たかのように、再び沖縄にいる。きっといつの日か、2010年3月に戻れるだろう。

INDEX
Part 1 沖縄本島・南部を巡る
Part 2 魅惑のダイビング
Part 3 沖縄本島・北部を巡る
Part 4 プレイバック