夏景色
作詞・作曲 高橋 功

夏の宵に響く 虫の音
空には 幾千の星
月は満ちて 光を放つ
心すべてを 満たす

遠くに打ち上がる 花火の音は
過ぎ去りし日に 見た夢を
せつなく 呼び起こす

祭囃子 境内の露天
下駄の音が響く
汗にまみれた 白い団扇
幸せ運ぶ 祭り唄

天に守られ 地に根を張る
樹に耳を 当ててみれば
熱き大地の 鼓動響く
命が 花を咲かす

いつまでも 君を愛し生きて行く
この道に 辿り着く為
僕は 歩いてきた

夏景色 紅く 胸を染める
優しさ 見つめ合い
この手に降りた 夢の雫
いつまでも 煌いている

祭囃子が 聞こえてくるよ
あの夏の音色で
どんな時代が 来たとしても
この景色だけは 消えない
笑顔と共に 生きている

※アルバム「PRISM」収録曲