白昼夢
作詞・作曲 高橋 功


静かな森の 片隅に咲いた花
湖に浮かぶ 太陽が照らす
あなたはその手で 今 奇跡を起こす
眩しいほどの光が 降り注ぐ

誘って白夜の夏 運命を変えられるなら
沈まぬ太陽の中へと
天国のような 悲しみのない場所が
ほらすぐそこにある 二人だけに見える
しっかり手をつなぎ 歩いてく

汚れのない空へ 果てしない宇宙へ
傷つくことも恐れない 自由の森へ
運命は変えてゆく
二人なら恐くはない 生きてゆける

痛かった傷は どこかへと消えてた
やさしい微笑みが 心を照らす
あなたはその手を 差し伸べてくれた
どれほどの幸せを くれたでしょう

短きは白夜の夏 沈まないはずの太陽
季節は秋へと移りゆく
名前を呼ばれた そんな気がして振り向いた
清らな森の精 無垢な心のまま
終わり行く季節に 感謝した

もう一度名前を 呼んで欲しかった
また次の夏が来たなら 会えるでしょうか
運命は変わっても
想い出は生き続ける 夢だとしても


※CD「記憶の森へ」収録曲