SET LIST
1. どこかで…
  -MC-
2. 日本海
  -MC-
3. 浪漫飛行
4. 溶けてゆく
  〜熱帯の島〜

  -MC-
5. 白昼夢
  -MC-
6. 星、涙


表参道ラパン・エ・アロにて、オムニバス・カバー・アルバム「昭和 Vol.3」(ゴダイゴ・浅野孝己プロデュース)発売記念ライヴ。今回はいつもよりも少し時間が短めだったが、曲のサイズを変えて6曲押し込んだ感じ。6曲中4曲が初披露曲、2年半振りにギタリストの道譯進太郎君との共演、久々のカバー曲披露、というわけで常連さんにも新鮮だったのではないかと思う。「夕照に誘われて」も「Blue Touch」も「Fantasma」も「幸せの陽射し」も外した今回の選曲は、改めて見ると全曲「旅」に関する歌だった。

オリジナル曲を聴いて欲しいので、ライヴでカバー曲はほとんどやらないのだが、今回は「昭和」のライヴということで、せっかくなので昭和の曲を「日本海」以外にも披露した。最初、井上陽水さんの「リバーサイド・ホテル」を考えていたのだが、結局は米米CLUBの「浪漫飛行」にした。ギター1本でのアコースティック・バージョンは、また本家とは違った風味。

オープニングは意表をついて「どこかで…」。この歌を歌う時は必ずラストに持ってくるので、ラスト以外の位置で歌ったのは初めてだ。新曲の「溶けてゆく〜熱帯の島〜」は「Fantasma」以来のラテン。これがいやはや、難しかった。道譯君ともヒーヒー言いながらのリハだった。もうひとつの新曲「星、涙」は祖父に捧げる歌。練習では歌の構成を考えて計算しながら音を出していたのだが、本番では感極まり、計算なんて何処吹く風、心は乱れまくり。去年、結婚する友人に贈った「幸せの陽射し」をボロボロになりながら歌った時のような感じだった。