池ノ上BOBTAIL
2003.3.1 (Sat)





SET LIST

1.
閉じた瞳を開けないで
-Long Version-
作詞・作曲:高橋 功
-MC-
2.
雪暮れ 作詞・作曲:高橋 功
3.
空を見上げて 作詞・作曲:高橋 功
4.
こぼれた水 作詞・作曲:高橋 功
-MC-
5.
夜の破片 作詞・作曲:高橋 功
6.
流星 作詞・作曲:中島みゆき
-MC-
7.
雨の慕情
-Funk Version-
作詞:阿久 悠/作曲:浜 圭介
-MC-
8.
海へ… 作詞・作曲:高橋 功
9.
長い飛行船 作詞・作曲:高橋 功
休憩
10.
ワインレッドの心 作詞:井上陽水/作曲:玉置浩二
11.
Je te dis vous
(永遠に愛する人へ)
作詞:Joelle Kopf
作曲:Michel Amsellem
-MC-
12.
Coeurs brises
(ハートブレイク)
作詞:Thierry Delianis
作曲:Charles France
13.
夏の微熱 作詞・作曲:高橋 功
14.
Fantasma 作詞・作曲:高橋 功
-MC-
15.
蒼い月 作詞・作曲:高橋 功
16.
夕照に誘われて 作詞・作曲:高橋 功
-MC-
17.
葉桜吹雪 作詞・作曲:高橋 功
18.
どこかで… 作詞・作曲:高橋 功


今回は初めてのワンマンライヴで、約2時間のステージでした。
さらに、ライヴハウスではなくバー、メンバーもピアニストのみ、ということで、初めてづくし。
これまでより、一層お客さんとの距離が近く、難しさを感じたライヴでした。

まず、スタートはお馴染み「閉じた瞳を開けないで」。この曲は初ライヴの時から欠かさず歌っていますが、
ライヴを重ねるにつれ、やはりあぶれる曲が出てきます。
今回は、そんなちょっと陽にあたらない曲も選曲しました。
初ライヴ以降全く歌っていない「雪暮れ」、結婚式で歌った思い出の「空を見上げて」、
そして、初ライヴ以来フルコーラスで歌っていなかった「こぼれた水」。
ピアノ1本で、リズムもかなり遅くした「雪暮れ」は、以前歌ったときよりも、
曲のイメージが伝わったのではないかと思います。
続く「夜の破片」は新曲。低音で歌う“怨み節”です!ピアノアレンジも良かったですね。
自分の中では、新境地の歌です。
「流星」は中島みゆきさんの94年のアルバム『LOVE OR NOTHING』に収録されている曲。
“演歌”という言葉が2回出てくるので、高橋功らしいと言えば、高橋功らしいですよね。
そしてそして。今回の目玉、遊び心で歌った八代亜紀さんの名曲「雨の慕情」。
演歌・歌謡曲というイメージは取り払い、ファンク・ヴァージョンでノリノリ。
カッコよく、斬新で楽しく歌えました。演歌もアレンジ次第でガラリと変わりますね。
しかも、この日は雨だったので、ピッタリでしたね。
海へ…」「長い飛行船」(新曲)とオリジナル2曲を歌い、第1部終了。

第2部はカバー曲からスタート。安全地帯の「ワインレッドの心」、
そして前回のライヴで好評だったパトリシア・カースの「永遠に愛する人へ」。
今回はもう1曲、パトリシアのナンバーから「ハートブレイク」をフランス語で歌いました。
バラードのカバー3曲が続いた後は、テンポのある曲が2曲。
新曲「夏の微熱」、そしてお馴染みのラテン調「Fantasma」。
アップテンポの曲が2曲続いた後は、お得意・オリジナルバラードコーナー。
絶望感たっぷりの「蒼い月」、切なくも前向きな「夕照に誘われて」。
「夕照に誘われて」は、これまでにないちょっと爽やかなアレンジだったので、新鮮でしたね。
そして最後は、またまた哀しい恋をテーマにした、幻想的な「葉桜吹雪」、
新しい旅立ちの「どこかで…」で報われて、ライヴ終了。

ライヴハウスとは一味も二味も違った空間でのライヴは、如何でしたでしょうか?
今後も、ライヴハウスのみならず、こういった空間でのライヴにも挑戦していきたいと思ってます。
雨の中、沢山のお客さんにお越し頂き、本当にありがとうございました!
そして、また歌とピアノの緊張感ある「音」を聴きに来て下さい。



 

 ピアノ:荒武裕一朗